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WordPressをご提案する理由 | 8リットルウェブデザイン

WordPressをご提案する理由

 (last updt Column / Wordpress

ホームページ制作でよく耳にする「Wordpress」。
8リットルでもWordpressの活用を提案するケースは多いです。
今回は、Wordpressを提案する理由をざっくりとご紹介します。

低ランニングコストながら、カスタマイズ性が圧倒的

Wordpressは、任意のサーバーにインストールして使用できるため、制作上の制約がとても少ない特徴があります。
その上で、オープンソースのシステムの為、世界中で機能開発が行われ、有料・無料問わず、使用可能な拡張機能が豊富にあります。
その為、定番機能の追加が簡単にできるので、コストを抑えたサイト制作ができ、これがおすすめする最大の理由です。
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    システムを入れずに開発する場合が、当然、最も機能的な制約は少ないですが、そうすると、今後は逆に時間やコスト面での制約がでてきます。
    ゼロから開発すると何日もかかるような機能が、Wordpressでは、あらかじめ準備されているといった感じです。

    あらかじめ、用意された機能という点でいうと、WixやStudioのようなノーコードのサイト制作プラットフォームも優れているのですが、基本的にはサービス側で準備されたテンプレート内での制作となる為、いざ作り始めると、やりたいことができないケースが多く発生します。

    上記の理由から、現在、私がクライアントのニーズに応えやすいシステムとして、Wordpressの導入をご提案することが多いです。
※基本的にページ数が100ページくらいまで、運用スタッフの人数が10名くらいまでといった、小規模なCMSという想定で記事を書いています。

Wordpres / Studio / Wix
プラットフォーム比較
Wordpress ※1StudioWix
ランニングコスト ※20 別途サーバー費用(月額 〜¥1,000程度)月額¥2,480〜月額¥2,100〜
ドメイン費用 有料 別途準備初年度無料初年度無料
カスタマイズ性★★★★★★★★★★★★★★★
デザイン自由度★★★★★★★★★★★★★★★
直感的な操作★★★★★★★★★★★★
SEO対策専門的な設定が可能基本的な機能基本的な機能
サポート基本的になし ※3ありあり
アクセス制限なし サーバーによるありなし
サイト移行時の容易さ容易 専用のプラグインも充実困難 基本的に作り直しになる困難 基本的に作り直しになる

上記は私のようなプロが利用する場合を想定しての比較です。
また、コスト面においては、複数サイト運用を検討される場合、Studioではサイトの数だけ月額料金が発生するため、上記3種の中では最もコストパフォーマンスが低くなるとも思われます。
※1 Wordpressはインストール型を想定した比較となります
※2 ビジネス用途を想定したプランで比較
※3 Wordpressでは、基本的にサポートはありませんが、私にご依頼いただいた場合、納品後のご相談・サポートもお受けしております。(軽微な対応なら無料ですが、内容によっては有料)

SEOを強化するための要素が多い

じつは、サイト制作をする上では、基本的な事なのですが、Wordpressは論理的なHTML構造をベースに構築されているので、検索エンジンに発見されやすい作りになっていたりします。
もちろん、正しく使わなければ、効果がでにくいのですが、以下のような点が、SEO強化に役立つポイントだと思います。
  • HTMLの構造が検索エンジンに理解しやすい作りになっている
  • titleタグ、metaタグの設定が容易
  • 画像サイズの自動圧縮など、アクセス高速化の機能がある
  • パンくずリストなどの内部リンク機能が充実している
  • 404エラーページのカスタマイズが可能
  • モバイル最適化の為の機能(関数)が準備されている
  • SEO対策のためのプラグインが充実している
などなど、、、SEO(Search Engine Optimization: 検索エンジン最適化)の「基本的な対策」 + 「プラグイン等を活用した専門的な対策」が、Wordpressでは可能になっています。

他プラットフォームの構造がSEOに適していないわけではないと思いますが、WixやStudioの様な、直感的なデザイン性に重点をおいているプラットフォームでは、視覚重視でページが作成される為、裏側のコードがどのようになっているか、制作時に意識されにくい事は間違いないでしょう。
現在、ノーコードがトレンドになってきていますが、やっぱりコードを扱えることは、まだまだ、サイト運用上とても重要ということと思います。

だからといって、「Wordpressで記事作成するためにはコードが書けないとダメ」ということもありません。
Wordpressのカスタマイズ性は、サイトの見た目だけでなく、記事作成の機能面にも大きく寄与しますので、「SEOに最適になるような記事投稿画面を作る」事が可能となっております。
私の様なプロに制作を依頼するメリットは、こういう部分が大きいと考えております。

投稿機能をカスタマイズできる。

有料のプラグイン「Advanced Custom Fields PRO」(以下ACFと表記)が必要になりますが、カスタマイズによって、かなり業務効率化が図れます。
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    デフォルトでは、記事作成のレイアウトは固定されていません。
    その為、記事ごとにレイアウトを変えられるのですが、オペレーションする担当者により、記事の見映えに差ができてしまうということもあります。
    毎回レイアウトを考えながらの記事作成となるので、時間がかかりがちです。
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    カスタムテンプレートを事前に準備しておくことで、記事ごとの見映えを均一化することができ、サイトのクオリティを上げることができます。
    テンプレートの追加や改修も対応可能です。
    レイアウトのパターンを複数用意しておいて、パターンを選択・追加していくことが可能な、柔軟なテンプレートを作成することも可能です。
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    業務で記事更新をしていく場合、毎回、ページのテンプレートを考えながら作るでしょうか?

    デザイナーでもない限り、決まったテンプレートに情報を落とし込んでいく形になると思います。
    例えば、商品情報の様なページを作る場合、「商品名」「商品画像」「価格」「品番」「キャッチコピー」「概要」「シリーズ名」などなど、記載する項目は決まっていることがほとんどです。
    デフォルトでは、真っ白な入力画面に文章を構築していきますが、ACFを活用すると、作成する記事のジャンルごとに、入力フォームを作ることが可能になります。

    テンプレートの固まった記事の追加は、自由度の高いインターフェイスよりも、項目が固定されたフォームのほうが効率的で、項目の漏れや情報の間違いを発見しやすく、ユーザーの信頼につながりやすいといえます。

    半固定のようなインターフェイスにしたり、同じ体裁のブロックを繰り返し追加していくような機能もあり、日常的に情報発信する場合には、ACFの活用を強くおすすめいたします。

サイトを運用していく中で、デザインや機能の追加など、様々な仕様変更が発生すると思います。
Wordpressは状況に応じたカスタマイズ性が高く、長期に活用しやすいプラットフォームだと評価しています。
実際、Wixでサイトを立ち上げたものの、公開から短期間でWordpressへの移行を依頼されたケースもございます。

8リットルでは、運用効率を考えた、長期的に活用できるサイトの提案を心がけております。
Wordpress導入をご検討の方は、是非ご相談ください。

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